本質を見極める事

本質を見極める事

”穴井くんの写真キレイだけどなんかコツあるの?”
的なことを聞かれた!
どこかで聞いたフレーズだ!そう、かなり前に…以前の上司から…

そんな一言がフィードバックした出来事が先日起こった。ニュアンスも背景も、聞かれた意味合いも全然ちがうので比較にはならないが、でも同じ言葉。
もしかしたら僕も他のだれかに同じようなことを聞いていないかと不安になったので自分への戒めをこめて書き留めておく

以前の上司の言葉は
自分の作品では写真で表現できていない形・色などがあるが、なぜ僕の作品にはそれがでてるのか?というもの
おそらく自分の方が美容の技術的に優れているという自負もあったのだろうが
(ちなみに当時は上司のほうが優れていましたよ!)
編集ソフトのせいだとか、道具の違いだとかいろいろいわれ…
では実際どうなのか?
もちろん道具の違いは認めます。あるでしょうよ、そういうことも!
でもね、技術者として、いいえ、美容師という表現者として大切なものを見落としてませんか?
僕らが写真を撮る理由、それは表現し伝えたいことがあるからですよね⁉︎
じゃあ大切なのは何?
その写真で何をみて欲しくて、感じてほしいか?ではないのかな
写真表現をしている以上、なんとなく文章で補足をたくさんいれることに
今の僕はためらいを感じる
なので写真で表現できなかったとき、それを世にだすのもためらう。
あーだこーだ説明したらかっこわるい…
とおもってしまうから

今回、聞かれたのは一緒に美容を学んでいる仲間たちから。作品撮りとかではなく、物撮り!
テクニカルなことはなにもない。きっとググればできる(と思っている)
しかも僕にはそれを上手に撮るテクニックはない!
(いや、ホントに。毎日自分とこのスタッフから罵声をあびる写真技術で…あーでもないこーでもないやっている)
でも、そんな物撮りでも見てくれる人がいる以上自分の中で決めていること
”何を見てほしいのかを表現出来るように!”
物だろうが、ヘアスタイルだろうが!写真だろうがリアルなゲストの髪型だろうが、結局一緒なのだ。何を伝えたいの?見てほしいの?見せたいの?
この気持ちにつきる
以前の上司の様なチープなプライドから
(いや、そうではなかったかも…でも人間性があまり合わなくいろいろあったので…被害妄想込みで)
ではなく、単純にうまくやりたいという上昇願望から尋ねられたことだと理解しているし、こちらは全く気分の悪い話ではなく、むしろウエルカム!
ただ、僕は人に教えられるほど残念ながら写真が上手ではない…
だから本当は一緒に考え、ディスカッションしたいと願う
でも僕からみて思うただ一つ残念な事
(もしかしたら勘違いで、たくさん考え努力しているかもしれない。全部ではなく、少し写真をやっつけ的に感じるものがあるという程度ですけど)
写真を撮るという作業になってませんか?という事
写真を撮る以上、それを人に(ましてや目上の方に)見てもらう以上、技術は拙くとも、見てくれる人のことを考えて撮って欲しい
少なくとも僕がそう感じるものに、僕よりもすごい人たち
(ここでは写真技術がスゴイとかではないけれど、意識してかどうかもわからないけど、こういうこと当たり前にできてるから高いレベルにたどり着いているのだなとも感じる)
は当然気がついていると思う
きっと何でもそうなのだ。ヘアスタイルも作業で切ればそれがゲストに伝わる。何かを伝えようとすればそれがスタイルにでる
少なくとも一緒に学んでいる仲間たちはそういう事が分かっていると思う。
写真も同じだ。だからそこはもっとやろうよと言いたい
コツとか、道具もあるけど、そこに行く手前で!!
僕はまだまだ撮影が下手で、表現も拙い
でも目指してますよ、一言も文字を使わずにかっこいいメディアになる作品が撮れること
(大見栄切ってしまった…あえて拙い作品のTOP画…見てろよ、次はもっとすごいの撮るから)

いろいろなことが僕よりもできている仲間達が、僕なんかにわざわざ聞いてくれたこと。
決して攻撃的に否定するつもりはありません
ただただ自分が少しでも感じていることを伝えることで、少しでも何かを掴んでもらえるヒントになるなら、きっとその掴んだ答えから僕は自分がもっとレベルアップするエネルギーをもらえるから。
あえて少し辛辣に…偉そうですいません
(僕も気がつかず、ご指摘を受けることが多くありますから、遠慮なくボコボコにしてください)

そして、何よりこの二つの全く背景の違う出来事から僕が考えた事・思った事・学んだ事
はじめに申し上げたように自戒のために書き留める

僕はきちんと物事の本質を捉えて人に質問できているだろうか?
小手先の答えを求めてはいないだろうか?
きっと僕も自分が不得意な分野で都合のいい答えを求めてしまっている。
簡単に手に入る答えには、結局大した価値がないことを知りながら

もういい歳になってきた。だから思う、
もっとよく物事を考え、安易なものに逃げることをやめよう
テクニックだけでも、気持ちだけでもダメだ
いろんなものが全て揃って初めて技術者と言える者になるのだろう

 

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